日本中が喜びに湧きましたね。
奥様との会見も素敵でした。
山中教授は、今後の一番の課題として、多くの人が使えるiPS細胞をあらかじめ用意し、治療での利用に備える「iPSストック」の実現を挙げました。
iPSストックについて「来年前半には第1号ができるのでは」との見通しだそうです。
白血球の型が特殊で、他人の体に移植しても拒絶反応が起きにくい細胞を持つ人からiPS細胞を作る計画。
1人の提供者から、日本の人口の20%に使えるiPS細胞が作れるといいます。
今回の受賞決定を「国の支援があってこそ」と話す山中教授。
ただ、2007年にヒトのiPS細胞を開発した際に支給が決まった5年分の研究費助成は、間もなく終了するそうです。
京大iPS細胞研究所の職員200人のうち180人は、こうした短期の研究費で雇っており、「5年後にポストがあるか分からない状態で、みんなに大変な思いをさせている」と言っています。
日本に見切りをつけて、優秀な研究者達が海外に渡ってしまうのは淋しい限りです。
受賞をきっかけに、日本はもっと研究者を大切にして欲しいと思います。
副院長