三菱樹脂が開発した水蒸気吸着材「AQSOA(アクソア)」は、ゼオライト系機能性吸着材で、結晶中に非情に細かい穴が空いており、その穴に水分を吸着させることで、周囲を乾燥させる働きを持つ。
従来の吸着材は、水分を放出するために100度以上の熱を加える必要があったが、アクソアは結晶の構造を均一にすることで60~80度の熱で放出できるようになった。
アクソアが水分を吸着しようと蒸発させた際の気化熱で5~15度の冷水を作ることができる。
また、水分の吸着、放出を制御することで加湿、除湿などの空調としても活用することができる。
この空調システムは、温度を一定に保ったまま、湿度だけをコントロールできる。このため、将来的にはオフィスなどへの用途拡大を目指している。
技術立国日本!頑張って欲しいです。
副院長